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ADHD(注意欠如/多動症)の辛さ

大人の発達障害の検査を年間数十件しているゴリラです。

今回はADHD(注意欠如/多動症)を持つ方が共通してお話される辛さについてです。これはゴリラが当事者の方とお話する中で教わった個人的な見解であり、当てはまらない人もいると思います。

目次

ADHD(注意欠如/多動症)の辛さ

 ADHDの方が感じる苦悩は「他の人と同じようにするためには多大な努力を要する」ということです。

 例えば、他の人はなんなくミスなしで作業しているのに対して、ADHDの方はミスしないように作業するためにはかなり気合をいれなければならず、しかもそこまで努力したのにいくつかミスをしてしまいます。

 他にも朝起きる、時間に間に合うように集合場所へ行く、部屋を散らかさない、忘れ物をしないで出かける、と言った他の人が普通に行っていることにかなり労力をかけなければ出来ません。“普通”の社会生活をするだけでへとへとになってしまいます。

 さらにそこまで労力をかけたのにも関わらず他の人よりもミスが多かったりするので、「何回言っても治らない」「やる気がないのではないか」などと誤解されてしまい、「どうして自分だけこんなに出来ないのだろう」と落ち込んでしまいます。

 また「余計なことをいってしまう」などもADHDでは良く見られるもので、ついテンションが上がりすぎて恥ずかしいこと言ってしまう、悪気はないのに相手を怒らせてしまう、何気なく考えなしに言った言葉が問題になってしまう、といったことが起こります。これらの特徴から悪意のある発言ではなかったのに「悪意のある発言」と誤解されてしまい他者から嫌われてしまうこともよく起こります。あとから考えて後悔することが多く、気を付けていてもふとした瞬間に失言してしまうのが辛いところです。

とにかく誤解を受けやすい

ADHDの方はとにかく誤解を受けやすいです。

「わざとミスしている」

「悪意のない行動に勝手に悪意を見出される」

「本当はできるのにやらない」

これらの誤解から職場で早々に嫌われてしまうパターンが多くみられます。

発達障害の方に対する世間の目はまだまだ厳しいです。

社会の方も発達障害の受け入れ体制はもっと真剣に取り組まなければならない課題だと思います。

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この記事を書いた人

ココ ゴリのアバター ココ ゴリ 公認心理師・臨床心理士

公認心理師・臨床心理士
ゴリラを自称するガチの専門家
依存症、発達障害はメイン業務

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