ゲーム依存症の症状を解説

公認心理師と臨床心理士の資格を持ち、依存症専門治療プログラムを行っているゴリラです。

今回はゲーム依存症の症状を解説します。依存症になりやすい特徴についても合わせて解説しているので、最後までぜひ見ていってくださいね!

目次

近年非常に問題になっている

近年ネットやゲームの普及、発達によって急激に問題となる数は増えてきています。相談が後を絶ちません。

背景にはいろいろあると思いますが、ゲームの大きな進歩があります。オンラインで友達と一緒にやったり、オンラインで対戦できるようになりました。無限にやっても飽きたりしません。

スマホゲームもかなり普及しました。毎週のようにイベントが開催され、やることも非常に多く、長時間ゲームにかじりつかないと「上位」を狙えないというものまであります。

昔よりもより身近になり、白熱させる要素も大幅にパワーアップしてしまったゲーム。依存症者の数が増えるのも当然かもしれません。

ゲーム依存症の特徴

ゲーム依存症の特徴です。

ゲームに対して自制が効かない

自分では丁度いいところで終わらせられません。時間のある限りおこなってしまって、当然夜更かしもおこります。

普通であれば寝る時間のあたりになったら名残惜しくともゲームをやめるでしょうが、それができません。区切りのいいところでやめることができないのです。

強制的にやめさせようとすると激しく抵抗するかもしれません。叫んだりものを投げたり暴れたりするケースもあり、親も手の付けようがなくゲームをやらせてしまっているパターンもあります。区切りの良い所で終えられない

ゲームがなにより優先

どこに行ってもゲームが優先

外出時にもゲームが手放せません。家族で出かけているのに、家族そっちのけでゲームをします。

キャンプに出掛けたときでさえ、多くの時間をゲームに使います。頭の中もほとんどゲームでいっぱいで、学校に行っている最中も、大人であれば仕事の最中も次ゲームをつけたら何をしようかとばかり考えています。

悪い結果が起こっているのにやめられない

悪い結果が起こっているのにやめられない

ほとんどのケースで昼夜逆転が起こっています。やめられないので夜中まで食い込むのは当然です。

昼夜逆転は多くの問題を引き起こします。

多くは不登校です。夜更かしする⇒そのせいで朝起きられない⇒体調が悪化する⇒学校を休むというのは王道のパターンです。

習い事をしていれば、習い事を休むようになるでしょう。ほかのことをする気が起こらなくなり、ゲームをやっていたくなるためです。

学力も当然低下します。

問題は不登校や学力の低下など明らかな問題が発生しているのにゲームをやめられないということです。本人もこれがいいとは思っていないでしょう。でも本人ももうゲームをやめられる状態ではなくなっているのです。

ゲーム依存症になりやすい特徴

ゲーム依存症になりやすい特徴があります。

ADHD特徴があることです

ADHDについてはこちらの記事に詳しく解説してますので、見てみてください。

・もともと落ち着きがない

・飽きっぽいところがあるが、一方で熱中しやすい

・食べ物のの好き嫌いが激しい

おおざっぱに言うと上記のような特徴です。

ゲーム依存症の研究ではADHDと併存する可能性が高いという結果が出ています。

これらの特徴がある場合は、ゲームは要注意なのですね。

家庭にも特徴がある

実はゲーム依存症になりやすい、家庭としての特徴もあります。

・スマホやタブレット、ゲームをさせる年齢が早い

ゲーム依存症になった子どもを調査すると、ゲーム依存症ではない子よりも、ゲームを与えられた年齢が早いことが明らかになっています。

未就学児にはゲームの刺激が強すぎるようです。もっと感覚を育てるおもちゃや、自然遊びよりもゲームを先に与えてしまうと、脳がゲームの刺激を求めてしまうようになります。

少なくとも小学校に上がるまではゲームはあまりさせない方がいいようです。

・一日に使用させてもいい時間が決まっておらず、親もスマホ・ゲームの適性な利用時間がわからない

これは大人と子どもの間で明確な約束や基準を共有する前に、なし崩し的にゲーム利用が始まってしまっているようです。

子どもはまだ刺激のコントロールができません。ルールがなければやりすぎてしまうでしょう。それをずっと放置していれば依存症になる可能性が上がってしまいます。

ゲームを与える際には、家庭内でゲームをしてもいい基準などをあらかじめ共有しておいた方がよいでしょう。

・子どもの前でよく親がスマホを見ている、ゲームをしている

親自身がネット・ゲーム依存であれば、子どももゲーム依存になる可能性が高いです。

子どもは親を見て育つので、当然といえば当然です。子どものゲーム依存症で相談にきた親を見ていると、子どもに負けず劣らずスマホやゲームに依存しています。

子どもよりもまず親のネット・ゲーム依存をなんとかしなければと思わされるケースは多いです。大人がまずしかりとコントロールできるようになりましょう。

ゲーム依存は家族関係を悪化させる

ゲーム依存は家族関係を悪化させることが多いです。

親と子どもでゲームをやめるかやめないかで、いつも綱引きをしています。

たくさんの約束をしては、それが守られないということが繰り返され、親は怒ってばかり、子どもは怒られてばかりになります。

ゲームをやるかやらないかよりも、家族関係の悪化の方が深刻な問題かもしれませんね。

最後に

ゲーム依存症について解説してきました。

いかがでしたでしょうか?

ゲーム依存症はとにかく、ならないことが大事です。

とにかく予防が重要です。

ゲーム依存症の予防については次回の記事に書いてありますので、ぜひこちらも読んでください!

それではここまで読んでいただきありがとうございました!

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ココ ゴリのアバター ココ ゴリ 公認心理師・臨床心理士

公認心理師・臨床心理士
ゴリラを自称するガチの専門家
依存症、発達障害はメイン業務

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