公認心理師と臨床心理士の資格を持ち、依存症治療プログラムを行っているゴリラです。
今回はゲーム依存症の予防について解説します!
ゲーム依存症はとにかく予防が大事です!予防!予防!予防!
ゲーム依存症についての解説はこちらの記事に詳しく書いていますので、見てみてください

ゲームはとにかく予防が大事
大事なことなので、何回も言わせてください。
ゲーム依存症は予防が大事です。
一回ゲーム依存症になってしまえば、治療は非常に長い道のりになります。
しかもゲーム依存症になった代償は大きいです。多くは不登校になってしまい、学校に通うのとは別の人生を探す必要があります。
それが悪いというわけではありませんが、いわゆる「普通の人生」という選択肢が早いうちからなくなってしまうのはやはり残念なことです。
ならないに越したことはないのです。
ゲームは小学校に入るまで与えない
ゲーム依存症になる子どもには、ゲームが与えられる年齢が早かったという研究結果があります。
スマホやゲームは非常に強い依存性を引き起こします。子どもが小さいうちにスマホやゲームに曝されると、子どもの脳はこの依存性に太刀打ちできません。
いつでもどこでも使用できる手軽さ、簡単に快楽(楽しさ)が手に入る、終わりのない仕組み、刺激の強烈さは依存症と非常に相性が良く、危険です。
少なくとも子どもが小学校に入るまでは、スマホ・タブレット、ゲームは与えない方が良いでしょう。それまではゲーム以外のおもちゃ、外遊び、人と遊ぶことの楽しさをちゃんと吸収するべき時です。
少なくとも未就学児にはゲームはほとんど与えない方がよく、本格的にゲームを始めるのは小学校に入ってからの方がよいでしょう。
親がスマホ、ゲームの使い方を見直す
親がまずスマホ、ゲームの使い方を見直しましょう。
ゲーム依存症になった子どもの親がスマホ・ゲーム依存であるパターンは多いです。
スマートフォンの使用の仕方は現代人にとっては全員が見直すべき大きな問題の一つです。
夜寝るときにSNSを見過ぎている、暇な時間は常にスマホを見ている、子どもが目の前にいるのにスマホでSNSをチェックしている、こんな状態になっていませんか?
将来子どもに適切なスマホの使用を教えようと思ったら、まず自分が適切に使えていなければ子どもが適切に使うわけがありません。
また親がゲームを夜中までやっているのに、子どもにはゲームをやめるように言っても説得力はありません。
親自身もネット・ゲームの使い方が適切か振り返り、せめて子どもの前では「調べものをする時」などの本来の使い方をしっかり見せるようにしましょう。
ゲームは数ある楽しみの一つに
ネット・ゲーム以外の楽しみを日常的に体験することが大事です。
他の楽しみを知っていれば、ネット・ゲームに出会った時も、それにのめり込むことが減り、ネット・ゲームが数ある楽しみのうちの1つになります。
・自然を感じる遊び
公園の遊具や噴水で遊ぶことや、川や海で遊ぶこと、山にいってハイキングをしたり、虫取りや魚釣りをするなど自然を体験できる遊びをしましょう。
人は元々自然の中で暮らしていました。社会が発達した今でも、人間の本質は変わりません。人は大きな自然の中の一部なのです。
それを遊びの中から感じることは人の成長の上で非常に大切です。
ネットやゲームは自然から切り離された最も象徴的なもののひとつです。これが健全なはずがありません。
幼少期の自然遊びはたくさんおこないましょう。
人と遊ぼう
・人と遊ぶことが大事
親や兄弟、親戚の人と遊んだり、友達と遊ぶことも重要です。みんなでキャンプにいったり、バーベキューをするなど、他者と交流する遊びをしましょう。
ゲームでも他の人と遊ぶことができるのですが、直接誰かと遊ぶというのは格別です。
他者と一緒に何かをして遊ぶという体験を多くしていれば、これがゲームよりも勝るということも少なくなるでしょう。
依存症とは孤独になる病気です。孤独の対極にいることは依存症を遠ざけてくれるはずです。
身体を動かす
・スポーツをやる
身体を動かすことで得られる楽しみがあります。水泳、サッカー、キャッチボール、かけっこ、ダンスなど動くことの楽しみを学びましょう
スポーツというのはそれから得られる喜びも大きいですが、「運動は万病に効く」と言われるぐらい身体のあらゆるところにいい影響を及ぼします。
もちろん脳にもとても良い影響があるので、ぜひスポーツはしておきたいですね。
習い事でなくても良いので、散歩だけでも楽しんでみましょう。
ゲームの適切な使用を
小学生になったらスマホ・ゲームは自然と始まってくるでしょう。依存症を恐れすぎて全く使用禁止にしてしまうのは、子どもが同年代の子たちと同じ体験が出来なくなったり、友達の輪に入れなくなってしまう可能性があります。反動でかえってのめり込んでしまう恐れもあるので、適切な使用が望ましいです。
ゲームについての決まりを決める
ゲームの使用時間は親と子どもで共有しておきましょう。
多くは「1日1時間」など時間を設定することが多いでしょう。
それより良い方法なのが「寝る時間を固定すること」です。
毎日寝る時間をしっかり決めておいて、ゲームに限らず寝る時間になったらすべての活動を切り上げて寝るようにしましょう。
親も一緒にその時間に寝るようにしてしまえばより効果的でしょう。
ゲームがあくまでも余暇、空いた時間にやるものです。寝る時間を削ってまでやるものではありません。
子どもにも早いうちからそのイメージを持ってもらいましょう。
子どもの健やかな成長を
ここまで予防について解説してきました。
この方法で、ゲームに依存しない健やかな成長ができるように環境を整えてあげましょう。
依存症になってしまえば、治療の道のりは長いです。
はっきり言って回復は簡単な道ではありません。
次回は治療について解説します。
興味のある方は続けて読んでみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

コメント