公認心理師と臨床心理士の資格を持ち、依存症治療プログラムを行っているゴリラです。
今回はギャンブル依存症について解説します!
ギャンブル依存症とは
ギャンブル依存症は、主に金銭と伴う賭け事がやめられなくなる病気です。
多くは
・パチンコ
・競馬
・カジノ
・オンラインカジノ
これらがほとんどです。
今あげた賭け事で、娯楽の域を超えた損失がある場合がギャンブル依存症と呼ばれる状態になります。
どこからが病気
やはりギャンブルによって、問題が起こっているということが重要です。
ギャンブルにお金を使いすぎて、生活費が足りなくなる、家族がいる場合は家族に迷惑がかかっている、借金を作ってしまった、などお金の問題が起こってきます。
さらに進んでくると、手を付けてはいけないお金に手を出します。家賃のためにとっておいたお金、友人から借りる、さらには会社のお金を横領することも起こります。
また負けたお金をギャンブルによって取り返そうとします。ギャンブルによってつくった借金がギャンブルで返せるはずがありません。しかし、依存症になると「もう取り返すにはギャンブルしかない」と思いこむようになり、さらにギャンブルにのめり込みます。
あとは一日中ギャンブルのことを考えるようになります。仕事している間もパチンコに行くことを考え、頭の中はどうやって勝つか戦略を考えることでいっぱいです。
依存症の状態になると、お金の大半をギャンブルに使い、時間の大半をギャンブルに使い、それでも自分の異常性にしばしば気付けないことも多いです。
なぜ病気になってしまうのか
実はギャンブル依存症は、薬物依存症やアルコール依存症と同じ脳の変化を起こすことがわかっています。
脳は手っ取り早く強烈な快楽を経験すると、同じ刺激を求めるようになります。つまりギャンブルによって強い快楽を経験すると同じ快楽(=ギャンブル)を求めるように脳が変化していきます。
この経験を長く続けていけば、脳がギャンブルの刺激を求めるようになり、自分の意志とは関係なくギャンブルを求める欲求が沸いてきて抗えなくなっていきます。
そして「脳のブレーキが壊れる」という状態になります。「5000円までにしようと思っていたが、5000円では終わらせられない」というように適度なところでやめることが出来なくなってしまうのです。
これらの脳の変化は長期間、継続的なギャンブル行動によって、徐々に進行していきます。
依存症は回復できる
ギャンブル依存症になってしまったとしても、自分でなんとかしなければならないと気づけたならば、回復の道はあります。
次回はギャンブル依存症から回復する道について解説します

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