公認心理士と臨床心理士の資格を持ち、医療機関で働いているゴリラです。
発達障害の検査と聞き取りを年間数十件行っているゴリラが発達障害についてざっくり解説しますよ~
発達障害ってなに?
一般的には
自閉症スペクトラム障害
ADHD(注意欠如/多動症)
この二つを指すことがほとんどですね。
発達障害とは生来性のものであり、「大人になってから急に発達障害になった!」ということはなく、生まれつきのものです。
自閉症スペクトラム障害
最も代表的なのはコミュニケーションの障害です。コミュニケーションの苦手さ、人間関係を築くのが苦手、他人と真に共感できたことがないと言った対人関係に関する特徴です。
次に「こだわり」ですね。作業の手順や通勤・通学時にどこを通るのかに関して「いつも同じでなければ嫌」「自分の好きなやり方に強くこだわる」と言ったことがあります。また車や電車が幼少期からずっと変わらず好きでかなり詳しいという人もいます。
あまり有名ではないかもしれませんが、感覚の敏感さ・鈍感さがあります。大きい音やみんなが我慢できる音が自分だけ我慢出来ない、特定の素材のものしか着ることが出来ない、光や回転するものをずっと見てしまうなどが特徴です。また痛みや熱さ、冷たさに無関心だったり鈍感な面もあります。「統制されたものや秩序だったもの」に安心する傾向があり、情報処理方法が特殊であるせいかもしれません。
ADHD(注意欠如/多動症)
男女問わずよく見られる症状は、「ミスが多い」「失敗が多い」というものです。ADHDのミスとは、“注意していてもミスする”、“ミスをしないようにするために多大な労力を払わなければならない”というもので、ADHDの人にミスをするなというのはかなり無茶な要求なんですね。あとはよく忘れ物をする、時間が守れないと言ったこともよく起こります。
「じっとしていることが出来ない」というのも代表的な症状です。すぐに立って歩き回ろうとする、手癖がひどくずっと何かをいじっている、貧乏ゆすりをするなど、とにかく落ち着きがないです。こちらは一般的には大人になれば落ち着いてきます。
最後に衝動性です。周囲の人が驚くような突発的な行動をとったりします。夜中に急に出かけたり、思い立ったらその日のうちに旅行に行ったり、高価なものを思いつきでその場で買ったり、嫌なことがあったらその日に仕事をやめることもあります。またテンションが上がって余計なことを言ってしまったり、そんなに怒るようなことじゃないのに怒ってしまって後から後悔することも。
全人類みな発達障害特性はもっている
上記の特徴を見て、「こんなの誰にでも当てはまるじゃないか」と思った人も多いのでは?
その通りです!発達障害特性とは全人類多かれ少なかれ持っているものです。
障害となってしまうのは、その特性が強すぎるあまり社会生活や日常生活に支障をきたしてしまう場合なんですね。
ちなみに私も「頭の中で組み立てた予定が崩れるのがすごくいや」「自分の決めた手順で作業がしたい」といった特徴があります。
もし「自分の発達障害なのでは?」と思っても不安に思う必要はありません。社会生活に著しい支障をきたしなければ大丈夫です。もし、上記の特徴で非常にお困りの際は、お近くの精神科や心療内科を受診してもいいかもしれません。

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