大人の発達障害の検査を年間数十件しているゴリラです。
今回は自閉症スペクトラム障害(ASD)を持つ方が共通してお話される辛さについてです。これはゴリラが当事者の方とお話する中で教わった個人的な見解であり、当てはまらない人もいると思います。
自閉症スペクトラム障害(ASD)の辛さ
自閉症スペクトラム障害の方が抱える苦悩の根本は「真に他者と共感したことがない」ということです。他者と会話をしていて、「自分もまったく同じこと思っていた!」「そうそう、よくわかる!」と言った共感を覚えることはあまりないか、中には全くない人もいます。
また反対に自分の発言や感覚に共感された経験もあまりありません。むしろ相手からは「何を考えているのかわからない」と言われ、自分も相手が何を考えているのかわからない場面が多いです。
自閉症の場合は、音や光、触覚、味覚などの感覚が他者とは違って独特であり、感じ方がそもそも異なることや、いつもと同じ手順が良い、自分が好むやり方でないと出来ないと言った感覚が他者には共感されにくいためです。この状態が長く続いていくと、普通にしているはずなのに社会に馴染めない、社会から受け入れられていないように思えてきて、社会生活がとても苦痛に感じるようになっていきます。
社会も受け入れ体制が整っていない
現状は発達障害の当事者の方も、それを受け入れる就職先の方も、双方苦しんでいるケースが多いように思います。
発達障害を抱える人も、なんとか社会に適応と努力しているのに、しばしば誤解を受け、敵視されてしまうことがあります。これはとても不幸なことです。
社会の方も発達障害の方にどう接していいかわからず困惑している話もよく聞きます。
これは社会全体で考えていかなければならない問題だと思います。

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